城です。
5月5日 こどもの日。
私は出社しております。
只今午後6時半 まだまだ 外は明るくて…。
さて、柴又帝釈天 正式名称 題経寺の拝殿でお参りをした後は、 外廊下から 裏の内殿に回ります。 渡り廊下の上部にも、人々がお参りする様子、庚申の日などのレリーフが一面に飾ってあります。 この写真は、金町から柴又まで運航していた 人力鉄道の様子です。 人が押しているのがわかると思います。 いくら距離が1駅だけで短かったとはいえ、まだ人力車があったころの話として考えれば、なるほどこの原始的な電車も理解できるかもしれません。 しかし 相当重たかったでしょうねぇ。昔の人は強いなあ。 |
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そして、彫刻ギャラリーに入場するには、 400円(お庭拝観料含む)の入場料が。 でも、それ以上の価値、絶対あります!! |
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帝釈天は彫刻の寺と言われていると、葛飾かたり隊さんが教えてくれましたが、なるほど その通りでした。 ものすご~く立体的な竜が、ずらーっと並んでるのが まず目に入ります。 今でいる3Dです。 |
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そして、メインはこちら。 ありがたい お経の教えを 人々にわかりやすく伝えるために こうやってお寺の外壁の木が 一面 浮き彫にされているのです。 何人かの 有名な彫刻家(加藤寅之助他)が手分けして掘っていて、それぞれ名前も記されていました。
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四季折々花鳥や亀などの浮彫も、きれいで見ごたえがあります。 今は建物の周りはガラスで囲っていて、大事にされているのですが、建てたころは雨ざらし。 こんな彫刻が外に普通にあったのです。贅沢なことです。 |
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窓も、こんな感じで。 豪華絢爛。 |
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これは、清水が湧き出るところに、ご本尊様が降りてきたところの図。 つまり、題経寺の始まりを表しているのかしら。 ご本尊さまのお顔や雲が ちょっと漫画チックで可愛いです。 |
わたくし以前、20代前半に一度 観ているのですが、その時も感動していたと思いますが(忘れてます、昔すぎて)、
今改めて見て 浮き彫りの迫力にびっくりです。
この内殿が建築されたのは大正の終わりから昭和初め。
もっと早く完成させたかったけれど、関東大震災があって 材料が不足したため 彫刻などを進めるのが大変だっとか。
柴又を訪れたら、必ずここは見るべきです。(寅さん記念館や山本邸よりダンゼン‼)
そして、次にお庭と客殿に移ります。